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画家を副業にしたい!その方法は?
画家は稼げないイメージありますよね。私もありました。私の周りの人も多くの人がそう言っていました。
しかし、画家を副業にすることは今の時代、さほど難しいことではないのです。
今回は副業で画家としてやっていきたいという方向けに画家になる方法をご紹介します。
まずは絵を描く
1にも2にも、とにかく絵を描いてください。
絵を売るビジョン
といっても、いきなり原画を売るわけではありません。
写真(もしくはスキャン)してパソコンに取り込み、ポストカードにしましょう。
単価の安いものを売って知名度を上げて、だんだんと単価の高いものを売っていきます。
ポストカードを売る場所
もちろんデザインフェスタのように、ブースを借りて出店しても良いのですが、初めて売るにはハードルが高いように感じます。
出展料(12,600円)があるので、1日でそれ以上の売り上げを上げられるのか計算してみましょう。
11時~19時なので、8時間で12,600円を売り上げるには、1時間に1,575円以上売る必要があります。
ポストカードだと1枚100~200円程度として、8枚~15枚程度を1時間で売ることになります。
これを売って、利益なし。トントン。
んー、なかなか厳しい気がします。
もちろん「利益は二の次で楽しければいい!」「儲からなくてもいい!」ということであればデザインフェスタはとても楽しいところです。
しかし、画家として食べていく(副業だとしても)には、利益を上げなくてはいけない。
ということで、今回はデザインフェスタなどのオフラインイベントではなく、ネット上で売る方法をご紹介します。
効率とローコストで考えると断然ネットで絵を売るのがお勧め
ネットで売るのは本当に効率がいいです。
電車での移動時間もかからないし、売れるかどうかわからないものを梱包して郵送して売れなかったらまた自宅に郵送・・・という無駄な時間がないのがネット販売。
高額な出展料もかかりません。
(※ある程度の出品料や手数料はかかります。)
必要最低限の初期費用で始められるから、今まで全く作品を販売したことがない!という人でも安心して始められます。
【ネット販売でのお勧め①】minne(ミンネ)に出品
minne(ミンネ)は【ハンドメイド作品を「買いたい人」と「売りたい人」をつなぐサイト】です。
雑貨が多めな気がしますが、わかりやすくカテゴリー分けされていて、「アート・写真」というカテゴリーにさまざまな絵画作品が出品されています。
絵画という枠組みにとらわれず、立体作品や半立体作品、イラストや絵本まで幅広い作品を取り扱っているのが特徴です。
【ネット販売でのお勧め②】絵画販売代行サイトに掲載
さまざまな絵画販売代行サイトがあります。
自分の画風や系統にあったサイトに掲載するようにしましょう。
●翠波画廊
https://www.suiha.co.jp/
●アートメーター
https://www.art-meter.com/
●株式会社アートギャラリーモトカワ
https://motokawa.com/artist.html
自分のサイトを作成する
販売代行サイトに出品するだけでなく、自分の名前で検索された時のために自分のサイトを作成しておきましょう。
Wordpressを使ってサイト作成すると作品投稿を簡単に行えます。
「サイト作成とかしたことないしITは苦手」という人はアメブロでもJINDOでもいいのでとにかく作っておきましょう。
作品投稿以外にも、自分の思っていることを発信したり、展示情報なども併せて発信していきましょう。
コネをフル活用
ネット販売以外に、コネをフル活用することをお勧めします。
コネというとマイナスイメージがありますが、マイナスばかりではありません。
私は美大出身なので、大学の教授繋がりで老人ホームに飾る作品を描くお仕事をいただいています。
最初はコネだったとしても、自分の作品のファンが増えてきて、運営者さんとも仲良くなってくるとだんだんとコネではなくなってきます。
納品作品が増えてくるということは、実績も増えるということです。
実績はポートフォリオに載せられます。
「趣味で描いた作品」と「販売作品」とではポートフォリオを見た人の印象が全く異なります。
そうしてコネを足掛かりに新たなファンを増やし、実績をコツコツ積み重ねていくことが大切。
まとめ
画家を副業にしたい、もしくは今は副業だけど本業として画家活動をしたいと思っている人は是非実践してみてください。
最初にかけるコストは抑えて、実績を積んでいきましょう。
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