画家は副業でできる?イラストレーターは副業に向いている?

画家は副業?

画家のイメージ

「画家」というとどんなイメージを持っているでしょうか。
私は小さい頃、何となく画家という職業だけでは生きていくのは難しいというイメージを持っていました。
それは昔の画家が貧しい中でも懸命に絵を描き死後に認められる、そんな姿を教科書やテレビで見ていたからかもしれません。

主婦の傍ら趣味の絵を描くのであったり、実家にいて援助がある中で絵を描き続けるのであれば私の周りにもたくさんいます。

しかし、現代において、やはり画家一本で生きていける人はほんの一握りではないでしょうか。

画家は副業でできる?


そこで、本業を他に持ち、画家を副業で続けるという人は結構多いものです。

かく言う私もその一人です。
美大の日本画出身なので描写力はかなりあると自負しています。

老人ホームに飾る絵画を売って欲しいと年に3~4回オファーを頂きます。

もちろんウェブデザイナーのお仕事もあるので、制作は基本土日祝日となります。

それでも画家を、というより絵を描くことを、どうしても続けたかった。

信念があれば画家を副業として続けていくことは可能なのです。

土日祝日をただのんびり休みたいのか、自分の好きなことに没頭して生きるのかは自分次第です。

画家は副業?本業?

ウェブデザイナーと画家、どっちが本業でどっちが副業ですか?とたまに聞かれるのですが、私にとってはどっちでもいいというのが答えです。

どっちも真剣に誠心誠意取り組んでいるし、言ってしまえば”どちらも本業”みたいなものです。

私はウェブデザイナーと画家の他にライターやブロガー、イラストレーターとしても活動しています。

どれが本業でどれが副業かなんて、全て真剣に取り組んでいればどうでもよくなってきますし、境界があいまいになってきます。

私はそれでいいと思っています。

私の友人の画家さんは
「本業は画家です。副業としてアルバイトをしています。収入はアルバイトの方が多いです。」
という方がいます。

「アルバイトの方が収入が多いならアルバイトの方が本業じゃないの?」
と心無い言葉を言われることも多いようです。

本人が画家が本業だと言っているならそれでいいと私は思いますけどね。

画家を仕事にするなんてとんでもないと言われる人も多い


画家は収入が安定せず、心配になる気持ちもわかります。

私自身、画家一本でやっていけと言われたら清水の舞台から飛び降りる覚悟で寝る間も惜しんで必死に取り組むかもしれません。

そんな収入が不安定になりがちな職業「画家」になりたいと言ったら親や兄弟は止める人が多いのもうなずけます。

私は子どもの頃の夢は「イラストレーター」でした。

当時はやはり親からは「そんなに簡単なことじゃないよ」とやんわり反対されました。

美術大学で日本画を学びたいと打ち明けた時も「その先はどうするの?」「画家ではやっていけないよ」と散々言われました。
(私の両親は公務員なのでなおさら心配だったのでしょう)

しかし、今の時代は副業として画家の道を選択することもできますし、本業として画家にだってなれます。

なにを職業にするかは本人次第なのです。

画家になるには絵よりもマーケティングを学べ

「画家になるには絵がうまくないと!」
と私は思っていたので美大に進学し、日本画を学び、まじめに真剣に一生懸命絵を描いてきました。

しかしそれは結果的に半分正しく、半分間違いだったのではないかと今では思います。

画家は絵を描いて、それを売らなければなりません。

描くことが上手にできても市場がわからない、買い手を見つけられない、売れない、となると当然商売としては破綻します。

絵はそこそこうまければ、あとはマーケティングの力で売る事ができます。

売り方もいろいろあります。

ギャラリーで直接買い手の顔を見て売る以外にも、ネットで売ったり人づてに売ったり、レンタルすることもできます。

絵を描いて生活することはマーケティング力が重要です。

画家になりたいと思っているなら、まずはマーケティングの本を1冊買ってみて勉強することをお勧めします。

イラストレーターは副業に向いている?

イラストは副業向き?
ここまで画家の副業・本業ということについて触れてきましたが、実は画家よりもイラストレーターの方が副業には向いていると思います。

イラストレーターは商業化しやすいので、例えば会社概要を漫画で描いて欲しいといった需要が多く見込めます。

イラストレーターで有名な人ですと、カナヘイさん、mizutamaさん、キングコングの西野さん、などが挙げられますね。

中でもカナヘイさんは高校生の時にイラストをサイトに掲載して無償でケータイの壁紙ダウンロードなどをしてあれよあれよと有名になっていきました。

今はLINEスタンプなどで大活躍していますね。

キングコングの西野さんは芸人でありながらもその才能とアグレッシブさで社会現象となりました。

このようにイラスト業界はどこにチャンスが転がっているかわかりません。

しかもたくさん転がっているのはチャンスだけではなく、ニーズもある。

これは本業でも副業でもやらない理由が見つからない、と思うくらいの職業だと私は思います。

イラストを描くのが好きな人はLINEスタンプを作って販売してみたり、イラストACなどでイラストを販売すると不労所得として収入を得ることができますのでお勧めです。

本業も副業も始めた人が勝ち

アフィリエイター
私は好奇心が強い方だと思っています。

そのためここまで副業が増えたのかな、とも思います。

どれも趣味の延長上なんですけどね。

好きなことを好きなだけやると収入を得られる時代です。
(多い少ないはあるとは思いますが)

少しでも気になる副業があったらやってみるのがいいと思います。

不動産売買やFXはハイリスクハイリターンのためむやみに初心者にお勧めはできませんが、画家やイラストレーターは損どころか得しかしないので是非やってみてください。

素敵な人生を送るために、私は今日も絵や文字を書きます。

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